必修の宗教教育は、世俗主義に反しない―宗務長官バルダクオールの見解
2007年10月21日付 Yeni Safak 紙

  宗務長官アリ・バルダクオールは、「宗教教育が必修であることは世俗主義に反するが、宗教文化と道徳知識の授業が必修であることは世俗主義に反してはいない」と発言した。宗務庁の食堂で、記者たちにイフタール(断食期間中の夕食)をふるまったバルダクオール長官は、食事後に行なった会見で次のように述べた。

 「憲法第24条は非常によく書かれている条項です。擁護されることに大いに意義があります。宗教文化と道徳知識の授業は、必修科目として教育され続けるべきです。宗教教育は必ず家族の希望に応じて与えられるべきです。宗教教育を必修科目とすることは世俗主義に矛盾しますが、宗教文化と道徳知識が必修であることは世俗主義に反してはいません。なぜならこの授業は子供達に知識を与えているからです。宗教のはたらき、経験、歴史、成り立ちを紹介し、学ばせる授業です。これは現代人の誰しもが必要とすることです。憲法第24条はまだ有効性を保っています」

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( 翻訳者:田林玲 )
( 記事ID:12220 )