母娘が経営していた「堕落の巣窟」、摘発される
2007年10月23日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】自宅を「堕落の巣窟」〔※売春宿、あるいはキャバレーのような風俗店を指すものと思われる〕にしていた母娘が治安警察により逮捕された。

 本紙の取材によると、市民からある母娘がテヘラン南東部で「堕落の館」を営んでいるとの通報が首都テヘラン治安維持軍一般監督センターに寄せられたことを受け、テヘラン警察情報・治安捜査員らは捜査を開始した。

 捜査員らが通報のあった現場に向かい、それと気付かれることなく監視を行ったところ、Aという名の女(通称ダリヤー〔=海〕)が自らの娘とともに、見知らぬ若者や男らを騙し、彼らを自らに惹き付けた上で、彼らと「不法な関係」を結んでいたことが判明した。

 司法命令、発出される

 こうして情報収集を経て、本件はイスラーム指導検察庁に報告、ついに本件に関する司法命令が発出された。

 それを受けて「堕落の館」に捜査員が踏み込み、2名の男とともに母娘を逮捕した。さらに捜査員が自宅を捜索したところ、麻薬や反道徳的な映画を収めたCD 502枚を発見・押収した。

 逮捕された2名の女は、取り調べの中で、さまざまな口実を作っては見知らぬ男たちと関係を結び、「堕落の館」に来るよう持ちかけていたことを自供した。

 司法命令を受け、現在も本件の取り調べは続けられている。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:12246 )