米軍高官、トルコ国境地帯へ
2007年10月25日付 Hurriyet 紙

トルコ軍の活動を視察するため、国境地帯を訪れたアメリカ軍のミクソン将官とヘルトリング将官は、ザホでクルドの代表者から情報収集を行った。イラクに駐留するアメリカ軍のペトラエウス司令官は、地形を理由に北イラクを管理下に置くのは難しいと主張し、「クルド労働者党(PKK)への圧力が必要」と話した。

北イラクを訪問中のアメリカ軍のベンジャミン・ミクソン元総司令官とマーク・ヘルトリング新総司令官は、トルコ軍の活動状況について情報を集めるためトルコのハブル国境門の向かいにある、ハリル・イブラヒム税関ゲートを訪れた。クルディスタン・テレビの報道によると、ミクソン将官とヘルトリング将官はクルドの代表者らと、トルコ国軍が越境軍事活動を行ったとする問題や地元の治安状況について包括的な情報を収集した。

PKK説得が必要
一方、イラクに駐留するアメリカ軍のデヴィッド・ペトラエウス司令官はBBCワールドニュースのインタビューに応じ、イラクのクルド人がPKKを説得する必要があると述べた。またアメリカはトルコとイラクの間で「極めて困難な状況」に置かれていると言い、「最近紛争が起こる地域には、もともとトルコ、イラク、イランの国境がある。また地形的にも軍事作戦が難しい」と話した。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:12255 )