オルメルト首相、領空侵犯を謝罪
2007年10月29日付 Zaman 紙

イスラエルのエフード・オルメルト首相は、9月6日にイスラエル軍機によりシリアに向けて行われたことが明らかにされた軍事作戦中に、トルコ領内に燃料タンク落としたことに関し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に謝罪したことを明らかにした。

昨日(28日)の定例閣議において発言したオルメルト首相は、先週ロンドンでエルドアン首相と会談した際、「起こりえたいかなる被害ゆえに」謝罪をしたと述べた。パリとロンドンでの活動について報告した同首相は、閣僚に対し、「(イスラエル軍機が)本当にトルコの領空を侵犯していたとしたら、尊重しているトルコの主権と領土を傷つけること、もしくは疑惑を作り出すことに向け含むところはなかった」と述べた。外交筋は、オルメルト首相が「もし」という表現を使ったことを、イスラエルが、今まで事件に関してまったく認めていなかったことに関連付けた。イスラエル軍機は9月6日にシリアの核施設を攻撃したと伝えられ、この作戦の間、燃料タンクの一部がトルコ領内に落ちていた。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:12290 )