サウジのアブドゥッラー国王とその一行、9機の飛行機でアンカラへ
2007年11月10日付 Yeni Safak 紙

2日間の滞在のため、9機の飛行機で訪土したサウジアラビアのアブドゥッラー国王は、金の玉座と専属の料理人、理髪師を伴っていた。総勢400人で訪れたアブドゥッラー国王一行のため、120台の車が貸切られた。

サウジアラビアのアブドッーラ国王が、様々な意見交換のためアンカラを訪問した。アブドゥッラー国王はヨーロッパ各国訪問の途にあり、イギリス、イタリア、ヴァチカンそしてドイツを訪問した後、2日間の滞在予定でアンカラを訪問した。新たに選出されたアブドゥッラー・ギュル大統領を祝福するために訪土したアブドゥッラー国王に対し、閣議決定により「国家名誉メダル」が贈られた。ギュル大統領は、訪問した国家元首の出迎えに適応されるプロトコルに反して、昨夕(11月9日)アンカラに到着したアブドゥッラー国王を、ジェスチャーを交えながら自身がエセンボア空港で出迎えた。アブドゥッラー国王とギュル大統領は、エセンボア空港から大統領官邸へ、大統領の公用車で一緒に向かった。大統領官邸で催された儀仗兵によるセレモニーで21発の大砲打ち上げの歓迎を受けたアブドゥッラー国王は、両国の国歌演奏の後、儀仗兵に「メルハバ(こんにちは)」と挨拶した。その後、ギュル氏とアブドゥッラー国王は2人での会談を行った。

■国家名誉メダル
両代表団の間で行われた会談の後、トルコーサウジ間の関係強化に向けた努力を評価し、閣議決定で国家名誉メダルに相応しいとされたアブドゥッラー国王に対して、大統領官邸で催されたセレモニーでギュル大統領からメダルが贈られた。アブドゥッラー国王へのこのメダル贈与は、11月3日の閣議決定で決定された。また、決定理由として、「サウジアラビアとトルコ間の関係をあらゆる分野で強化し、我々の地域が平和と自立を手に入れるための問題解決に向け独自の努力と貢献をされたことにより、サウジアラビア国王、アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・アル・サウドにメダルを贈与することが決定された」との説明がなされた。

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( 翻訳者:林 奈緒子 )
( 記事ID:12407 )