イラク政府、大学のレベルアップを目指す
2007年11月10日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ マーリキー:大学の機能、学術レベル向上のための新たなプログラムを起案

2007年11月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【バグダード:諸通信社】

木曜(8日)の首相府声明によれば、マーリキー首相は、国内の大学教員、学長らとの会見中、学術並びに機能の面で各大学のレベルを向上させるべく、政府は新たなプログラムを起案中であると述べた。また、教員らによる、先進国の大学機関と競合できるようにとの要請に、政府は応じる用意があるとした。声明によれば首相は、「新たなイラクがあらゆる面での変転を迎える中、学生がより良い成果を達成するに相応しい学術的な雰囲気作りのため、政府は国内の全大学機関への支援を継続すると強調」し、教育省並びに、高等教育学術研究省に対し、「法に準じた学術教育機関の設立と、優秀な学生を受入れるシステム作りについて両省共同でイニシアティブを取るよう」呼びかけた。

大学教員らは、大学教育の発展について報告し、大学教育の裾野をさらに広げるべく、各種の要請や提案を行った。また、教職員、学生の生活並びに学術レベルを維持するための適切な治安措置を求めた。

「合意」派に属していた高等教育学術研究相は、8月初めに同派の決定に従い他の4閣僚と共に辞任しており、以降、ポストは空席のままである。

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:12411 )