ドイツ紙、トルコ議会でのペレス大統領のヘブライ語スピーチに注目
2007年11月15日付 Milliyet 紙

ドイツの新聞は、イスラエルのシモン・ペレス大統領がトルコ大国民議会においてヘブライ語でスピーチを行ったことを、大規模に報道した。ディ・ヴェルト紙は「ムスリムの議会にヘブライ語」という見出しの記事の中で、ペレス大統領の行ったスピーチが国の内外に対し、連合・協力のメッセージを与えたと伝えている。同記事にはこう記されている。「議会は国家の問題が議論されるのに最もふさわしい場所である。外国の指導者がそこへ招待されるということには、二つの意味がある。それは名誉とメッセージだ。そのため中東が緊迫状態にある中、ペレス大統領が行ったこのスピーチは、非常に重要なのである。」

■ トルコは重要な仲介役

外国諸国の議会で行ったスピーチにより、歴史に名を残した指導者らを取り上げた記事において、トルコの仲介役としての役割も強調された。パレスチナ自治政府マフムード・アッバース大統領とペレス大統領がアンカラで一堂に会し、世界に向け平和のメッセージを送ったことで、トルコがイスラエルとパレスチナの間で重要な仲介役を担っていることが注目された。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:上田悠里 )
( 記事ID:12455 )