トルコ、EUで第四番目の天然ガス供給路となる
2007年11月19日付 Yeni Safak 紙

タイイプ・エルドアン首相は、トルコーギリシャ間の天然ガスパイプラインの開通のためイプサラの税関で行なわれたセレモニーでの会見で、トルコーギリシャーイタリア間の天然ガスの連結輸送によってカスピ海地域と中東の天然ガスがヨーロッパに運ばれると述べた。首相は、2005年に着工し、今日開通が実現した連結によって、カスピ海地域を筆頭に中東と北アフリカ地域にまたがる大きな天然ガスの資源が、トルコとギリシャを通りヨーロッパに到達すると述べ、「このプロジェクトによってトルコは、EUの4番目の天然ガスの供給路になる上で重要な一歩を踏み出した。」と付け加えた。
アゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領も、「今日はとても幸せだ。というのは、アゼルバイジャンが今日初めてヨーロッパ市場に組み込まれたからだ。」と述べた。
ギリシャのコスタス・カラマンリス首相は、トルコ・ギリシャ間の天然ガスパイプラインプロジェクトが両国の協力関係の発展の上で非常に重要で大きな一歩であることを明らかにし、「地域の安定という点からも重要なプロジェクトだ。」と述べさらに次のように続けた。「協力と前進のためには、私達は勇敢にならなければならない。」

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:12477 )