北キプロス外相、欧州議会で演説
2007年12月07日付 Milliyet 紙

キプロス島のギリシャ側(キプロス共和国)のあらゆる試みに関わらず、ヨーロッパ議会内のリベラル派によって実現された「ヨーロッパと民主化の促進」をテーマとした会議で、北キプロス・トルコ共和国外相であるトゥルガイ・アヴジュが「公式な立場で」演説するのを妨害することができなかった。リベラル派のリーダー、グラハム・ワトソン(*Leader of the Alliance of Liberals and Democrats for Europe)も、アヴジュ外相と行った会談において、キプロスのトルコ人と北キプロス代表者と交流を促進するというメッセージを伝えた。

■イタリア議会の役割

アヴジュ外相が「公式な立場で」会議に参加し、演説するにあたり、イタリア議会が多大な役割を演じた。外相は、しばしば拍手で演説を中断し、キプロスのギリシャ人たち(キプロス共和国)は、欧州連合(EU)への加盟により(問題の)解決に向けて努力をおこなう理由がもはやないことを述べた。「キプロスのギリシャ人たちは、10歳から12歳の子供たちでさえ違法とみなす精神の持ち主である」とし、欧州議会ではキプロスのトルコ人社会の声を聞くのが必要であると語った。

さらに、EUの要人たちはキプロス・トルコ社会が選択した代表者と共に会談することを拒むか、会見をためらっているとして、北キプロス共和国の支援と現在被っている差別に終止符を打つよう望んだ。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:12621 )