エルハーム報道官「在イラク・イラン領事館の占拠はテロ行為」 イラン紙
2007年01月16日付 Iran 紙

2007年1月16日付イラン紙

(前略)

また別の質問として、イラクのアルビールにあるイラン領事館へのアメリカ軍の襲撃に対する政府の立場に関し質問を受けると、エルハーム政府報道官はこの行為をテロ行為とした上で、「イラン領事館占拠と文書の略奪、イラン人外交官らに対する人質行為は、国際協定と外交上の不可侵条約に反している」と述べた。

政府報道官は「アメリカは心理戦の投入によって、イラン・イスラーム共和国の体制を危険であると見せかけている」と述べ、この策略は恥ずべきものだとして、「今日、世界の人々は人類の平安にとって最も危険な体制はアメリカとイスラエルの体制であると知っている」と述べた。

同報道官はイラクによるイランの外交官らの解放への努力について指摘し、イラン外交官らが少しでも早く解放され、アメリカがこのような非人間的な措置から手を引くよう、希望を表明した。また彼は「この件に関してイランが追跡調査を行う権利は国際法によって保護されている」と強調した。

またアフマディーネジャード共和国大統領が、適宜、公正な方法によってアメリカ側と話し合いを行う用意があると表明したことに関する質問に対しては、政府報道官は「我々にとって、話し合いを行うことに問題はない」と述べた。

(後略)




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( 翻訳者:下山伴子 )
( 記事ID:4409 )