占い師の女、女性らを騙した容疑で逮捕
2007年12月13日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】占い師の格好をして若い女性らを騙し、詐欺を働いていた女が、テヘラン治安警察の捜査官らによって逮捕された。

 レザー・ジャアファリー次席検事は本紙にこのように述べた上で、「ミーヌーという名の女がテヘラン東部で占い稼業をしているとの市民からの通報が数件、治安警察に寄せられた。それを受けて治安警察の捜査官らは、この問題について捜査することになった」と語った。

 同次席検事はその上で、「現場を捜査・監視したところ、占い師の女が開運や問題解決を謳って大がかりな宣伝を行い、若い女性らを罠にかけては、奇妙きてれつな指示を出していた。一部の女性には家出や〔男性との〕不法な関係を勧めるなどしていた」と続けた。

 女性捜査官によるおとり捜査

 ジャアファリー次席検事はさらに、つぎのように付け加えた。「情報を収集した上で、女性警察官3名が客として占い師の女の家に入った。女はこの3名の女性警察官が客だと思いこみ、祈祷書を書き、奇妙きてれつな指示を出したところで御用となった。女の住居を捜索したところ、占いに用いる道具類が発見・押収された」。

 警察署に連行されると、容疑者の女はしばらく前から占い稼業をするようになったこと、さまざまな効能を謳っては大がかりな宣伝を行い、主に若い女性からなる客らを騙していたことを自供した。自供によると、女は多くの場合、自ら創作した祈祷書や指示書を書くなどして法外な金額を客から徴収していたという。

 ジャアファリー次席検事はさらに次のように続けた。「占い師の女の自供の一部から、女が開運のためと称して、若い女性らに家出をして遠くの町に旅をすれば、人生の伴侶が見つかると唆していたことが分かった。この女は時に、若い女性らに近親でない男性と不法な関係をもつよう勧めるなどしていた」。

 詐欺に注意

 テヘラン検察庁次席検事はまた、占い師の詐欺を伴う驚くべき手法について指摘し、この種の人々を決して信用しないよう、市民に呼びかけた。「例えばこの占い師の女は、運勢を向上させると称して馬の蹄を法外な値段で売っていた。もちろん、馬の蹄が運勢をもたらすことなどないということは周知の通りだ。人間というものは自らの努力によって成長と進歩を遂げることができるのである」。

 次席検事はこう述べた上で、さらに次のように付け加えた。「人々の宗教心をもてあそび、詐欺を働く占い詐欺師どもに対して、司法は断固たる対応を取ることになろう。これらの者どもは、偽りの約束と奇妙きてれつなる指示を〔客に〕出すことで、さらなる問題の発生、時に家族の崩壊までももたらすからである。この種の犯罪行為の例には事欠かない。初歩的な問題の解決すらできぬ詐欺師どもに騙されぬよう、気をつけていただきたい」。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:12752 )