在イラク・イラン領事館襲撃問題:イランがアメリカに対して国連に抗議 ハムシャフリー紙
2007年01月21日付 Hamshahri 紙

2007年1月21日 ハムシャフリー紙

[政治部]
 国連イラン代表本部は、在イラクのイラン外交官らへの人質行為について、アメリカに対して国連に抗議を行った。

 数日前、我が国(イラン)の外務大臣がこの抗議を行う意図を発表したが、その後のイラン学生通信[ISNA]の報道によれば、イランの国連大使次官メフディー・ダーネシュ・ヤズディーは、新たに就任した国連事務総長への書簡のなかで、[イラクの]アルビルでのイラン領事館襲撃というアメリカ軍の非合法な行為を激しく非難するとともに、イラン・イスラーム共和国によるこの抗議によって、イラクで拘束されたイラン外交官らが即時解放されることを求めた。

 この報道によれば、メフディー・ダーネシュ・ヤズディー氏は国連事務総長に宛てたこの書簡のなかで、アメリカを「国際法の基本原則と外交官に対する襲撃を禁止する外交協定」に対する明らかな違反だと抗議した。

 また彼は、「イラン・イスラーム共和国はアメリカ政府を、この非合法な行為を引き起こし、イランの政府職員を危険にさらした張本人とみなしており、この件について各国際機関を通して追跡調査する権利がある」と付け加えた。


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( 翻訳者:下山伴子 )
( 記事ID:4435 )