ムスリムの分裂をねらう敵の画策 ハムシャフリー紙
2007年01月22日付 Hamshahri 紙

【政治部】アフマディーネジャード大統領は、次のように語った。「イスラームの敵は、自ら掲げた世界秩序を維持するために、ムスリムを分裂させようとしている」。

 大統領府報道室によれば、大統領は、日曜夜、カタールのシェイク・ハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニー外相との会談で、同国首長の書簡を受領後、イスラーム世界の敵は、外圧によってイスラーム共同体に打撃を与えることに困難を覚え、イスラーム諸国の内分裂を狙っていると説明し、アメリカとシオニストが、ムスリムを、特にシーア派とスンナ派を分裂させようと企てていると指摘した上で、「イスラームの国々と国民は、アメリカとその追従者の陰謀を暴くまで警戒を怠らず、より一層団結に努め、ムスリム間の亀裂を作ろうとする画策を無きものにしなければならない」と強調した。

 大統領は、平和利用のための核エネルギー開発をイラン・イスラーム共和国の国策と位置づけ、「イラン政府と国民は、アメリカとその追従国の無意味な圧力に怯むことなく、平和利用のための核技術の開発を継続し、特にこの分野におけるイランの価値ある進歩と成果は、周辺友好国の国民に貢献するだろう」と述べた。

[イランとベラルーシ条約を履行]

 大統領は、月曜朝、ベラルーシのレオニード・マリツェフ国防相との会談で、地域と世界の問題において両国が立場を共有し、「イラン政府は、あらゆる分野におけるベラルーシ政府との関係の発展を歓迎し、支持する」と強調した。

 この会談で、マリツェフ国防相もまた、様々な分野におけるイランの顕著な進歩に言及し、「ベラルーシ政府は、イラン政府とのあらゆる局面での関係の発展、協力の拡大を望む」と述べた。


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( 翻訳者:Fri3Class )
( 記事ID:4458 )