ブルガリアのビザ、EU正式加盟で代金上昇 (Hurriyet紙)
2007年01月07日付 Hurriyet 紙

ブルガリアのEU正式加盟によって、 2007年1月1日から、国境でのトランジット・ビザ交付が廃止となった。この種のビザは、在外公館から取得することが条件とされ、ビザ取得予定の人々にとって費用負担が増やされたことが分かった。

年明けまで国境で交付されていたトランジット・ビザには、5ユーロから10ユーロといった廉価な代金が支払われていた。しかしブルガリアがEUに正式加盟したことで、40ユーロから50ユーロとなったビザ代金が支払われ始めていることが注目されている。

この一方でトルコ外務省はブルガリアがトルコに対して、新たなビザを課してこなかったことを明らかにした。トルコ外務省の発表では次のとおり説明されている。
「ブルガリア籍をもったトルコ系住民を対象とした新たなビザは課せられていません。ブルガリアがEUに正式加盟したことで変更された事項は、ブルガリアを通過してトルコに入国する、またはブルガリアを通過して第三国に行くトルコ国民のトランジット・ビザをブルガリア大使館・領事館で取得する必要があるということです。」


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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:4299 )