アメリカ、イランとの4度目の協議の準備が整ったと発表
2008年01月04日付 Hamshahri 紙

アメリカは、イラクの治安情勢に関してイランと4度目の協議を行う準備が整ったと発表した。

新華社通信を引用したファールス通信の報道によると、ライアン・クロッカー駐イラク米大使は木曜日(デイ月13日〔1月3日〕)、アブーナヴァース通りを視察した際に行った記者会見で、アメリカがイラクの治安情勢について、イラク及びイランと4度目の協議を行う用意があると発表した。

さらにクロッカー大使は、アメリカがイランとの4度目の協議の日程を決めるためにイラク政府と調整に入ると付け加えた。

イラクのフーシヤール・ズィーバーリー外相は先月下旬、12月28日開催予定だったこの4度目の協議が、協議に向けた準備をさらにすすめたいとのアメリカ側の要請により延期されたと発表していた。

イラン側も外務省の専門家を含む代表団がバグダード入りしていたものの、さらに準備を行うためにこの協議を延期することに同意した。

現在までにバグダードでのイラン・イラク・アメリカによる三者協議は三回行われており、そのうち二回は大使級、一回は実務者レベルで行われている。

この協議は、戦災国イラクでの暴動を減らすためにイラクに協力することを目的として開催される。

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( 翻訳者:佐藤成実 )
( 記事ID:12804 )