トルコ、イラクの石油事業で米国と協力
2008年01月12日付 Radikal 紙

ヒルミ・ギュレル大臣は、イラク石油事業の経営・輸送について、トルコとアメリカが協力していく予定であると語った。

エネルギー天然資源省のヒルミ・ギュレル大臣は、アメリカと共同エネルギー・プロジェクトにおいて協力していくことで合意したと発表し、「我々はイラクの石油問題についてアメリカ及びイラクと戦略的な協力をおこないます。おそらくアメリカの他にイギリスも加わることでしょう。以前には(イラクの)様子を伺っていましたが、今後はプレイヤーの一員になるのです」と語った。

CNNトルコにゲスト出演したヒルミ・ギュレル大臣は、それまでのアメリカでの交渉を評価する一方、共同してイラクで彼らとともに活動していくと話し、次のように説明した:

「ナブコ・プロジェクトでの詳しい活動を明らかにしました。今はこの計画の詰めに入ろうとしています。アメリカとトルコはこのプロジェクトでパートナーとなるでしょう。4月に大臣レベルで非常に重要な会議が行われます。具体的な計画について話し合うことになるでしょう。トルコは太陽と風の国です。それが彼らの興味をひいたようですね。タービン生産の問題も含め、ビジネスマン・チームが編成されるでしょう。バイオ燃料についても話し合われます。特に太陽エネルギーの電力生産に関して、トルコは橋渡しができるのです。我々はアメリカの政治家ともエネルギー問題のグループとも会談しました。

今後は計画的に集まる予定です。とりわけイラクの石油・天然ガスをはじめとして、こうした問題で協力していくことになります。イラクの石油問題でアメリカ及びイラクと戦略的に協力をおこないます。おそらくアメリカの他にイギリスも加わることでしょう。近々エネルギー問題に関してはより多く語られることと思います。以前には(イラクの)様子を伺っていましたが、今後はプレイヤーの一員になるのです。」

ヒルミ・ギュレル大臣は、キルクーク-ユムルタルク間の原油パイプラインと平行して天然ガスのパイプラインの設置も議論したと語った。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:12868 )