空腹の野生動物、ラヴァーサーン市に近づく
2008年01月22日付 Jam-e Jam 紙


【社会部】シェミーラーン地区のラジャブアリー・カールギャル環境局長は、ヴァルジーンに生息する2,000頭の羊がラヴァーサーン市に近づいていることを指摘し、「この野生動物は冬の終わりまでラヴァーサーン市の外れにとどまるであろう。」と語った。

カールギャル氏はファールス通信のインタビューに答え、「シェミーラーン地区環境局はこの地区の周辺に住む野生動物が食糧不足のため街に近づかないように、これまでに32トンの飼料を野生動物に与えた」と述べた。

さらに、中央アルボルズに生息する羊が、イランおよび世界でも希少な種であると述べた上で、「軍の警備隊や一般市民が、飼料を野生生物に与える作業についても環境局の支援をしてくれている。」と語った。

シェミーラーン地区環境局長は、「幸運にも今まで、寒さの影響でこの地域の野生動物は死んでいない。」と述べ、この地区の主な野生生物は羊であると語った。

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( 翻訳者:尾曲李香 )
( 記事ID:12991 )