トルコ航空本社ビルで人質事件 -当事者は元恋人だった
2008年01月30日付 Milliyet 紙

トルコ航空の身体障害者枠で働いている足の不自由なザフェル・チャクマクは、自分の愛情に応えてくれなかったため、本社ビル食堂で働くプナル・マズルムという名の女性を人質にとった。チャクマクは、警察の説得により2時間後に人質を解放した。

チャクマクが、食堂で働くプナル・マズルム以外の人々に食堂を後にするよう命じたので、食堂内部にいた人々はパニック状態で外に逃げた。チャクマクは、銃を頭につけてマズルムさんを殺害すると脅し、食堂で働く二人の従業員を彼女とともに人質にした。襲撃犯はしばらくした後、マズルムさんと話したいと言い、他の二人を解放した。
解放された二人が状況を責任者に報告したことを受け、特別作戦行動・特別捜査・公安部の警官たちが事件現場に送り込まれた。現場周辺の広い範囲で警備体制をひいた警察の尽力で、襲撃犯は2時間後に人質の女性を解放した。

チャクマクは、トルコ航空業務開発部で働いており、もうすぐ定年退職する予定であることが明らかにされた。
片足が不自由で、杖をついて歩くチャクマクは、プナル・マズルムさんとある時期、関係があった。しかしマズルムさんが2か月前に別の男性と婚約したことで、チャクマクが気持ちを抑えきれず、事件を起こしたことが分かった。

片足が不自由で、杖をついて歩くチャクマクは、プナル・マズルムさんとある時期、関係があったのだが、マズルムさんが2か月前に別の男性と婚約したことで、チャクマクが気持ちを抑えきれず、事件を起こしたことが分かった。

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( 翻訳者:山下王世 )
( 記事ID:13009 )