イラン人男性の200万人が性的不能症
2007年10月27日付 E'temad-e Melli 紙

【イラン学生通信】イラン泌尿器学会副会長は、世界中で1億5,200万人の性的不能患者がいると指摘した上で、イラン人男性の200万人が、様々な程度の性的不能症を患っていることを明らかにした。

 モハンマドアリー・ザルギャル副会長は、性的不能症とは円満な夫婦関係を遂行するのに適した状態を失い、夫婦関係が終了するまで続く症状であると指摘しつつ、次のように述べた。「近年、このような症状に苦しむ患者が医者を訪れるケースが増えてきた。しかし依然として、社会の多くの人々がこの症状について〔医者に〕相談することを恥ずかしいと感じているのが現状である。その一方で、この病気は患者本人に対して困難をもたらすだけでなく、妻や家族にも苦痛をもたらすのである」。

 ザルギャル副会長は、男性が性的不能症を発症する割合について、40歳以下で1-9%、41-59歳で20-30%との数字を示した上で、「さらに60-69歳の男性では20-30%が、70-80歳の男性では50-75%がこの病気にかかっている」とも述べた。

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( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:13011 )