イスタンブルで無許可の工房で火事、上階の花火工場に延焼し大爆発
2008年02月01日付 Yeni Safak 紙

トルコで昨朝、無配慮と怠慢が原因となった悲劇が起こった。イスタンブルのゼイティンブルヌにおいて、4度違法で業務を行なった為閉鎖されていた綿布洗浄工房で爆発が生じた後、出火した火事は、無許可で操業していた上の階の花火・火薬作業場に引火した。工場において1トンのアンモニウム硝酸塩と爆発物が爆音と共に爆発した。建物の2階部分は破壊された。廃墟の中で9人が命を失い、病院には119名が運ばれたが、うち7名は亡くなった。8名は火事を眺めていた野次馬だったが、二度目の爆発によって犠牲になった。

■炎が上がり上階へ逃げた

ダウトパシャのチフテ・ハヴズラル大通りアスケリ・フルン通りに所在し、5階建てで7つの作業場がある建物の1階にあたる綿布洗浄工房において、午前9:30頃に原因不明の爆発が起こった。爆発の後、建物の下階で働いている人の多数は、逃げることができなかったので、上階へと避難した。この間に広がった炎は、建物の3-4階部分のセルチュク・バシュラル名義の、花火・火薬・爆薬作業場に引火した。

■建物の2階は破壊された

炎は1トンのアルミニウム硫酸塩と花火、火薬と爆薬のある場所に引火した結果、9:40に大爆発が発生した。爆発の影響で建物の3-4階の大部分が破壊された。最初の爆発ののち上階へ避難した人たちの大部分が、瓦礫の下に取り残された。爆発に続いて、現場に消防団、26台の救急車、レスキュー隊も救助に駆けつけた。救急隊は、負傷した119人を救急車で近くの病院へ搬送した。

(後略)

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:13032 )