昨年墜落事故起こしたアトラスジェット航空、フライトの予約率88%に
2008年02月19日付 Zaman 紙

昨年末ウスパルタ県で墜落事故をおこしたアトラスジェット航空は、事故の影響をすぐに払しょくした。

アトラスジェット航空会社は、冬の時期にも関わらず高い予約率を達成している。アトラスジェット航空会社取締役社長のムラト・エルソイ氏は、2月に88%の予約率を出したことを明らかにした。また、「我が社はトルコ航空に匹敵する会社です」と述べた。アトラスジェット航空のイスタンブルーウスパルタ間を飛行するMD83型の航空機(機体はリースしたものであった)は、2007年11月30日にウスパルタ付近で墜落し、その事故で57人が命を失った。これに関し会社は、借用していた同型の2機目を所有者であるワールド・フォーカス航空へ返還した。航空機の所有者のワールド・フォーカス航空も、悪いイメージを払拭するため名前をアンカラ・エアに変更した。アトラスジェット航空の経営陣は度々会議を開き、社員のモチベーションの向上を図り、質のよいサービス、定刻通りの出発、そしてチケットの販売促進をはかることで、元の客を取り戻した。ムラト・エルソイは「すべてのフライトで5人の乗客を選び出し、彼らに満足度を尋ねるようにしています。満足を妨げる点は何かあぶりだし、対策を講じるようにしています。笑顔で、正確な、そしてもてなしの心でサービスをお届けし、競争に打ち勝ちます」と語った。また、最新の機種を所有し、CRJ900型航空機とともに今まで路線がなかった各地へ空路を拡大したと述べた。アトラスジェット航空は国内線で14都市へのフライトを持っている。会社は特に高い予約率を誇るキプロス航路にかなり自信を持っている。

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:13166 )