改良型S-200地対空ミサイルシステムの発射実験、成功
2008年02月18日付 E'temad-e Melli 紙

【ISNA】栄えあるヴァル・ファジル8号作戦〔イラン・イラク戦争の作戦名の一つ〕の記念日にあわせ、国軍空軍部隊の国防システムの専門官らにより、イランのS-200ミサイルシステムに最適化・改良が施された。

 最適化・改良が施されたS-200地対空ミサイルシステムは、今週日曜日(17日)午前、軍の当局者および文民担当官らが見守る中、発射実験に成功した。アフマド・ミーガーニー国軍空軍部隊総司令官(空軍准将)は次のように話した。「今回のミサイルシステムの実験の目的は、ミサイルやレーダーといった、予測される国家の脅威に対抗しうる防衛システムの性能を確認することである。また、作戦遂行に関わる軍人や技術者たちのさまざまな局面における技能や知識の向上、そして諸設備の実働準備を整えることである」。

 また准将は、不可侵の領空を防衛するために世界の先進科学技術の導入と構築を実現した空軍国防専門官らの努力にも言及し、「イランの軍事力は国家と地域の平和に貢献しうるものである。イラン・イスラーム革命の栄光ある歴史は、自国の力に依拠した専門家らの能力を示すものであり、われわれは高度な政策や潜在能力を活用することで、国内で必要とされるあらゆるものを自給する能力を有している」と述べた。

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( 翻訳者:米沢佳奈 )
( 記事ID:13178 )