これが新しいイスタンブル 区はこれまでの32から39へ増加 
2008年04月04日付 Radikal 紙

トルコで最も人口が密集しているイスタンブルの地図が新たに書き改められた。歴史的なエミニョニュ区をファーティフ区と統合し、またいくつかの区を廃止し、分割合併しイスタンブルに新たに8つの区を新設することを定めた条例(大都市境界内における区の新設、及びいくつかの法律が変更されることに関する法律)は、昨日正式に施行された。

新たなイスタンブルでは・・・


■8区が新設され、合計39区

エミニョニュ区及び計41の市が廃止された。以前からの市と既存区から分割された地区が統合され8つの新たな区が新設された。区の数は32から39へと増加した。新設された8つの区の合計人口は、2,006,155人である。


■13区には手が入れられ、18区はそのまま

8つの区が新設される際に13区の人口と境界線が変わった。人口が変更になった区の中でファーティフ区の人口のみ、エミニョニュ区が併合されたことで増加した。その他の区の人口は減少した。18区の境界線と人口構成において、変更はなかった。


■ガーズィオスマンパシャは縮小し、スルタンガーズィが新設された

100万人以上の人口を抱える「トルコ最大の区」であったガーズィオスマンパシャは縮小した。人口は464,000人になった。ガーズィオスマンパシャから分割された地区は、スルタンガージ区に編入された。


■イスタンブルの新たな3つの区

ガーズィオスマンパシャの縮小をうけて、イスタンブルで最も人口が多い区はバージュラル(719,000人)となった。ブュユクチェクメジェの4倍となったキュチュクチェクメジェ、バフチェリエヴレルがその後に続く。人口が最も少ない区は、以前と変わらず10460人のアダラルである。


■変更のない区

18の区の人口構成に変更はなかった。この区は、アダラル、バージュラル、バフチェリエヴレル、バクルキョイ、バイラムパシャ、ベシクタシュ、ベイコズ、ベイオール、ギュンギョレン、キャウトハーネ、マルテペ、ペンディキ、サルイェル、スルタンベイリ、シレ、シシュリ、トゥズラ、ゼイティンブルヌであった。

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:13508 )