ストライキの呼びかけは失敗、エジプト全土で通常業務
2008年04月07日付 Al-Ahram 紙

■ あらゆる国家機関がストに応じず通常業務
■ 治安筋:「マハッラの労働者達は責任を自覚し、騒動の扇動者たちに組みしなかった」

2008年04月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

昨日、全ての宗派・党派のエジプト国民が一部の偏向者による労働ストライキへの呼びかけを拒否した。あらゆる国家機関で全職員がこぞって出勤し、業務の継続と通常以上の生産力向上に努めていた。首都カイロを含め各県の通りや広場にデモや抗議集会は見られず、扇動の呼びかけは失敗に終わった。

世界各国の報道機関もいくつかの野党勢力によるストの呼びかけは失敗し、その目的を達成できなかったと報じた。全国の織物・紡績会社で平穏のうちに通常業務が行われ、悪しき意図を持ったストの呼びかけによる影響を生産活動が受けることはなかった。同じく全国のあらゆる学校および大学で通常通り授業が行われ、男女の学生が早朝からそれぞれの学校や学部へ続々と登校した。教員たちも仕事を休まなかった。

医療機関もストライキのデマの影響を受けず、国費による治療を望む何千人もの低所得層の患者が専門医院を続々と訪れ、昨日はカイロ県だけで200件以上の大規模な外科手術が行われた。同様に、全国の電力供給会社でも通常通りの作業が行われ、電力メーターの取付け契約を求める市民が営業所に赴き、全国で800箇所に電力メーターが設置された。また、故障への苦情処理も受け付けられた。

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( 翻訳者:平川大地 )
( 記事ID:13557 )