トラブゾンで、アザーンの代わりにゼキ・ミュレンの歌が流れる
2008年04月12日付 Radikal 紙

トラブゾンで、中央音声システムから、正午のアザーンの代わりにゼキ・ミュレンの歌が流れるという事件が起こった。一昨日(10日)、トラブゾンの市中心部のとある地区で、正午のお祈りの時間に中央音声システムから、アザーンの代わりにゼキ・ミュレンの「過ぎ去った苦しい恋の道の途中で、私の手を壊れたサズが行き過ぎた」という歌が聞こえてきた。この歌の後、他の歌の一節も流れ、放送は約3分間続いた。さらにその後に正午のアザーンが詠み上げられた。

■ システムは作動していなかった

トラブゾンのムフティー局の関係者は、この事件は自分たちのせいではないと述べた:
「アザーンは、チャルシュ・モスクにあるムフティー局に関する周波数150メガヘルツで放送を行う送信器から流れるのです。アザーンの時間になると、担当職員がシステムを開きます。送信器が送るデジタルコードによってモスクにある受信機が自動的に開き、中央音声システムへと繋がるのです。システムが作動するためには10分から15分かかります。システムはワイヤレスで動きます。信号が度々外部からの周波数と接触する可能性があるのです。我々のシステムにはアザーン以外のファイルはありません。つまり、ここから他のものは流れ得ないのです。」

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:13564 )