ババジャン国務大臣 「北イラクとの交渉はより頻繁に行われるだろう」
2008年04月29日付 Milliyet 紙

ババジャン国務大臣は、「イラクにいるすべてのグループとの関係を発展させるための考え(政策)がある。今後北イラクの政府(クルド自治政府)と様々な交渉が頻繁に行われることが期待できる」と述べた。

アリ・ババジャン外務大臣は、「今後北イラクの政府(クルド自治政府)と様々なレベルで、今までとは異なる交渉がより頻繁に行われることが期待できる」と述べた。アンカラを公式訪問したウィンストン・ピーター・ニュージーランド外務大臣とともに記者会見に臨んだババジャン国務大臣は以下のように話した。「近いうちにアンカラからアルビルへ、もしくはアルビルからアンカラへ、非公式な折衝はありえるだろうか」という質問に以下のように答えた。「我々にはイラクのすべてのグループと対話し、関係を発展させといった包括的な政策がある。しかしながら、特に北イラクの政府(クルド自治政府)とのあいだで、テロ集団PKKに関して見解が若干異なっていることやアプローチの仕方が異なっていることが問題となっている。今後北イラクの政府と様々なレベルで、今までとは異なる交渉がより頻繁に行われることが期待できる」。ババジャン大臣は、この対談がPKKとの戦いの観点からも、イラク社会との経済関係やエネルギー問題の観点からも重要であると述べた。

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( 翻訳者:大田垣綾子 )
( 記事ID:13693 )