5月1日を前に、タクスィム広場で警備体制強化へ
2008年04月30日付 Yeni Safak 紙

5月1日に挑発行為が行われるとの情報を入手したため、タクスィム広場で警備体制が強化された。

イスタンブル県警は、5月1日のメーデーで分離主義者のテロ組織とマージナルな勢力が挑発行為を行う予定であるという情報を入手したため警備を強化した。アンカラから運んだ特殊車輌により、5つの異なる地点からタクスィムを監視する予定である。

5月1日のメーデーで流血の挑発行為に及ぶとの秘密情報があったため、イスタンブル県警は警備を拡大している。同県警は、アンカラから運んだトルコ唯一の特殊車輌でタクスィムを5つの異なる地点から監視する予定である。タクスィムの定められた、5つの異なる地点に置かれたカメラで撮影された映像は、特殊車輌の地上放送システムによって一箇所に集められる。県警は全ての映像を瞬時に記録しようとしており、この方法で起こりうる挑発行為の阻止をねらっている。この特殊車輌は約2キロメートルの距離から映像を受信することができ、5月1日にタクスィム広場に配置予定のMobese(訳注:総合型の都市情報・セキュリティシステム)と連携する予定である。

県警職員は、さらにタクスィム広場にあるアタテュルク像の周囲を全て鉄製の柵で閉鎖した。広大な範囲を閉鎖した警察は、新しい柵の設置により、広場全域への無許可の入場禁止を目標としている。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:13707 )