ギュレン氏の学校、NYT紙で取り上げられる
2008年05月05日付 Milliyet 紙

ニューヨークタイムズ紙は、パキスタンの学校で行われている急進的イスラームに偏った教育に代わるものとして、同国内で穏健的イスラーム教育を行うフェティフッラー・ギュレン派のトルコ人学校を紹介した。同紙は「トルコ人はパキスタンに穏健的イスラームを教えている」という見出しの記事において、パキスタン国内のパクチュルクという名の7つの学校で、フェティフッラー・ギュレン氏がパキスタン国民に穏健的イスラームの教育を行っていると述べた。
また同紙は、ギュレン氏の学校が急進的イスラームに対抗する代替案となっていることも述べた。ジャーナリストのサブリナ・タヴァナイズ氏が行った調査では、パキスタンが長年急進的イスラーム派の前線であったことや、パキスタンの多くの学校で急進的イスラームを支持する教育システムが取り入れられていたことが明らかにされ、10年前に初めて開校されたギュレン派の学校が、パキスタン国民にとって学校を選ぶ際の1つの選択肢になったことが述べられた。同紙は、ギュレン派の学校が、いろいろな点で急進的イスラームに偏った他の学校に対抗する力をつけてきたことも伝えている。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:13739 )