英外相のメッセージ:「世俗主義を擁護する最良の方策が解党か?」
2008年05月17日付 Milliyet 紙

英国の在トルコ大使であるニック・ベアード(Nick Baird)氏は、デイヴィット・ミリバンド英外相がトルコでのやり取りの折に、「民主的な世俗主義を擁護するための最良の方策が、党を閉鎖することでしょうか?」というメッセージを表明したと述べた。

ベアード氏は、エリザベス二世のトルコ訪問に関してCNNトルコの質問に答え、今回の訪問は英国がトルコのEU加盟を支援している証として見なされる必要があると述べた。

■ 世俗的な民主主義と経済

ベアード氏は、ミリバンド英外相の野党党首との会談に関する情報を語る際、公正発展党AKPの解党訴訟の過程には干渉しないことを明らかにした。同氏は、外相の次のメッセージを引き合いにだした。

「EU加盟を保証する最も大事なことの一つは、世俗的な民主主義と経済的繁栄を継続することです。民主的な世俗主義を擁護するための最良の方策が、党を閉鎖することでしょうか?このことを現代的なトルコを支援している国として述べているのです。」

■ タキシードはギュル大統領の選択

ベアード氏は、[女王訪土の]編成における両国間の協調は完璧であると指摘し、「アブドゥッラー・ギュル大統領のタキシード着用などに我々の要望はありませんでした。それは大統領の選択でした。女王のために誰が何を着用するかなど重要ではありません」と語った。

同氏は、大統領公邸で開かれた食事会でドウウシュ子どもシンフォニー管弦楽団が英国に関する作品を演奏した時に、女王は最も感銘を受けたことを明らかにした。

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( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:13839 )