オバマ候補「イランと交渉する用意がある。ただし、アフマディーネジャード大統領とではないが」
2008年05月28日付 E'temad-e Melli 紙


【エッテマーデ・メッリー】民主党上院議員でアメリカ大統領選挙民主党候補指名争いのバラク・オバマ氏は、敵対する国々の指導者たちと無条件に対話する用意があることを、再度強調した。しかし「このことは、必ずしも、アフマディーネジャード大統領との話し合いを意味しない」とオバマ氏は述べた。

BBCの報道によると、オバマ氏は自身の選挙運動の中で、イランやシリア、キューバ、ベネズエラの政府指導者らと対話する用意があることを度々言明しており、この点で共和党指名候補のジョン・マケイン氏から激しい批判を浴びている。

オバマ氏は「イランにおいて、誰が実際に権力を握っているのかが分からないうちは、アフマディーネジャード大統領と話し合う理由はない。彼はイランで最も権力のある人物ではない。彼らに言いたいのは、平和的核エネルギーを手に入れる道は他にもあるということだ」と述べた。

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( 翻訳者:弘原海みどり )
( 記事ID:13968 )