サウジアラビアで拘束のトルコ人理髪師、釈放へ 死刑宣告を受けたもうひとりは進展なし
2008年06月03日付 Zaman 紙

サウジアラビアで「預言者ムハンマドを侮辱した」という理由で、5月初頭に拘束されたトルコ人理髪師エルスィン・ターゼさんが釈放されたことが明らかになった。

外務省から得られた情報によると、トルコ政府がしばらくの間、サウジアラビア政府当局側に始めていた働きかけの結果、昨日(2日)午後、イスケンデルン出身の理髪師エルスィン・ターゼさんが釈放された。ターゼさんはサウジアラビアで11年間、理髪業を営んでいた。彼が拘束された後、事件を近くから見守っていた在リヤドトルコ大使ナジ・コル氏は、リヤド知事をはじめとするサウジ当局者とのコンタクトをとっていた。

また、サブリ・ボーダイさんは、サウジアラビアで理髪業を営み、仕事場の隣人と口論になった際に「アッラーを侮辱した」という主張により13ヶ月間拘留され、死刑判決を下されている。ボーダイさんについては上訴の段階が続いている。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:13981 )