2010年欧州文化首都の支出のため、特別消費税値上げ
2008年06月23日付 Radikal 紙

『イスタンブル欧州文化首都』の催し運営のための財源を確保するため、ガソリンとディーゼル燃料に対する特別消費税(ÖTV)の増税に続いて、特別消費税課税対象リストも一新された。

特別消費税の増税は、官報で発表され、2008年7月1日に施行される取り決め、ならびに法律第5766号により実施に移される。この増税は、液体燃料製品が掲載されている第一リストにも同じように反映された。この枠組みの中で無鉛ガソリンの特別消費税は新法に定められたとおり1.5クルシュ(約1.3円)、ディーゼル燃料は1クルシュ(約8.5円)増税された。

こうして、無鉛ガソリン1ℓ当たりの特別消費税は1,4915新トルコリラ(約133円)、ディーゼル燃料から徴収される特別消費税は0,9345YTL(約83円)となることが明らかにされた。同様に今回の取り決めに平行して、ベンゾール、溶剤、ヘキサン、ペンタンのような製品の特別消費税も1kgあたり1,5985新トルコリラ(約143円)から1,6135新トルコリラ(約144円)に上昇した。

一方、法律第5766号では飛行機用ガソリンおよびジェット燃料の特別消費税も、閣議権限の枠組み内で2新トルコリラ(約178円)と取りきめられた。ただし同じ権限を使って、飛行機用ガソリンおよびジェット燃料に関する政府決定が定められ、これによってこれまでどおり0新トルコリラの特別消費税とすることが計画されている。

同政府決定では、諸外国から購入される天然ガスの特別消費税の計算に基準を導入するため、単位を以前の決定で使われた「立法メートル(リューベ)」に代わり、「スタンダード立法メートル」が使われることが明らかにされた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:14135 )