殉職した警察官を同僚が涙で見送り 米国総領事館襲撃事件で
2008年07月11日付 Zaman 紙

 イスティニイェの米国総領事館で発生した襲撃事件で犠牲となった3名の警察官の葬儀が県警本部にて行われ、殉職者らはそれぞれの故郷へ見送られた。

 要人や警察本部の職員、遺族らが参列した葬儀を終えて、霊柩車に乗せられた殉職者らは、同僚や親族に涙で見送られた。遺体がオスマニイェに搬送されたメフメト・サチマルオールの遺族は、「イスタンブルに今後さらに自分の息子を見送るだろう。祖国よ健全たれと」と涙ながらに語った。多くの遺族が参列した葬儀でジェラレッティン・ジェラフ県警本部長は、事件の前日に誕生日を迎えたエルダル・オズタシュ警察官は祖国愛を貫き通したと述べた。

 オウズ・キョクサル警察長官とアタライ内相の挨拶の後に、エユプ地区の宗務庁責任者(ムフティー)のイサ・ギュルレル氏が殉職者のために祈りを口にした。葬儀の後に殉職者らは、県警本部で葬儀に参列した何千人もの人に涙で見送られ、霊柩車に運ばれた。遺族の中には気分が悪くなり、救急車で病院へ運ばれた人もいた。殉職者の遺体はアタテュルク空港に運ばれ、飛行機にてそれぞれの故郷へ向かう。

(後略)

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:14263 )