トルコ赤新月社スタッフ、トビリシに入る
2008年08月11日付 Milliyet 紙

サルプ国境門で待機していたトルコ赤新月社の救助隊は、先遣車両1台と国際輸送トレーラー2台でグルジア国内に入国した。

トビリシに入った救助隊は災害救済要員5人から成る。国際輸送トレーラーにはテント150張り、毛布2500枚、キャンプ用簡易ベッド150台、ボトル入りの水1000本が積まれていると発表された。他の車両も今後、ニーズに従ってグルジアに送られることが明らかにされている。

この間、トビリシにあるトルコ大使館は、この国にいるトルコ国民の安全を保障するための対策をとっている。
トルコ大使館当局者の情報によると、首都トビリシとその周辺に暮らすトルコ国民が安全に避難できるよう、努力がなされている。とられている対策ではまず、トルコ国民をアゼルバイジャン国境にあるクルムズ・キョプリュ国境門から確実に避難させるため、アゼルバイジャン政府との交渉が始められている。グルジアにあるサルプ国境門も非常事態時にトルコ国民の避難に使用することが計画されている。

トビリシの民間空港の近くにある、使われていない軍用飛行機工場がロシアの飛行機によって爆破された後、この空港に離着陸する飛行機のフライト数に減少が見られている。
トルコ航空もこの事件を受けて、トビリシへの飛行機のフライト停止を検討していることを明らかにしている。

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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:14475 )