コーカサス問題も議題に エルドアン首相、イラン大統領と会談
2008年08月16日付 Milliyet 紙

イラン大統領は、エルドアン首相をチュラーン・ホテルで接見した。会談では、グルジアでの戦争、アフガニスタンとパキスタンにおける状況の進展、イランの核計画とエネルギー問題が議題に上げられた。

イランのマフムード・アフマディネジャード大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相をチュラーン・パレス・ケンピンスキーホテルで接見した。賓客のアフマディネジャード大統領がエルドアン首相を接見した際、地域的問題が議題として取り上げられたことが明らかになった。
情報によると、イランのアフマディネジャード大統領の滞在するチュラーン・パレス・ケンピンスキー・ホテルにあるプレジデンシャルスイートで実現した接見では、グルジアでの紛争についても取り上げられた。接見ではまた、これらの問題の外交的交渉と政治的対話による解決を支持するという共通の意志が明らかになった。
アフマディネジャード大統領とエルドアン首相は、両者が穏健で慎重であるべきだということについて合意した。接見では、アフガニスタンとパキスタンにおける状況の進展についても話し合われ、地域的平和と安定にどのような貢献がなされ得るか議論された。

■ババジャン氏とギュレル氏も参加
賓客である大統領とエルドアン首相は、会談でイランの核計画に関する最近の進展についても話し合った。接見でエルドアン首相は、特に外交的討議の継続を重要視していると語った。アフマディネジャード大統領とエルドアン首相が、トルコとイランの間のエネルギー分野での協力についても話し合ったことが分かった。
会談ではメディア関係者が短時間だけ写真を撮ることを許可され、そこに外務大臣兼EU加盟交渉役代表のアリ・ババジャン氏と、エネルギー天然資源大臣ヒルミ・ギュレル氏、そしてイラン外務大臣マヌーチェフル・モッタキ氏も加わった。アフマディネジャード大統領は、ババジャン氏とも個別に接見した。

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( 翻訳者:林 奈緒子 )
( 記事ID:14505 )