南オセチアで銃撃されたトルコ人記者、左目失明
2008年08月17日付 Milliyet 紙

ドイツ病院にて8月17日、手術したオズチュルク記者を夕方、グルジア人の一団が見舞った。見舞いの間、笑みを絶やさなかったオズチュルクは、「待っていてくれ、私を。一刻も早く快復して、職場に復帰する」と述べた。

トルコに暮らすグルジア人らは、17日の夕方にイスタンブルのロシア総領事館前で抗議行動をおこなった。抗議行動後、集まったグルジア人は、グルジアで負傷し、トルコへ搬送されたレェヴェント・オズチュルク記者を見舞った。そこで、グルジアで負傷し、先日、特別機でイスタンブルに移送されたジャーナリストのレェヴェント・オズチュルクが右目を失明したことが明らかとなった。ドイツ病院で17日に行われた手術のあと、オズチュルクを、イスタンブルに暮らすグルジア人の一団が見舞った。見舞いの間、一瞬たりとも笑みを絶やさなかったオズチュルクは、グルジア人らに感謝の意を表した。両国のためにも和平を願うオズチュルクは、快復後、今度は和平の(を取材する)ためにグルジアに行くと話した。

オズチュルクに見舞いの言葉を伝えたグルジア人らはまた、ロシア人がグルジアの領土を断念することを要求した。この間、レェヴェント・オズチュルクが、右目が失明したことを話すと、その場に深刻な空気が流れ、グルジア人の中には涙をこらえられないものもいた。自身のために誰も残念に思わないでくれと述べるオズチュルクは、「今朝、手術を受けた。私の右目は失明するだろう。一度の事故でも失うことがあったんだ。できるだけ早く快復し、仕事に復帰する。治療は一週間続く。そのほかのことは、良好だ」と述べた。一方、グルジア人らが帰った後、オズチュルクと記者らは談笑した。友人らに微笑みながらオズチュルクは、「待っていてくれ、私を。一刻も早く職場に復帰する」と述べた。一方、同じ攻撃で、肩に命中した弾丸で負傷したカメラマンのギュレイ・エルビンは退院したことが報告された。

*銃撃時の映像はリンク先で閲覧できます。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:14509 )