カイロ国際空港とエジプト航空当局、ウムラに向けた増便体勢に備える
2008年08月12日付 Al-Ahram 紙

■ ラマダーン月が終わるまでの間、カイロ空港ではウムラ用航空便の増加に備えて準備が進む

2008年08月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)エジプト国内面

【タハーニー・アブドゥッラヒーム】

カイロ国際空港の関係諸当局は、今週金曜からウムラ*用航空便の増発が始まるのに備えて準備を開始した。*〔巡礼月以外に行われる聖地メッカへの小巡礼。ラマダーン月のウムラは巡礼月のハッジ(大巡礼)に匹敵するとされる〕

カイロ空港会社のファトヒー・ファタハッラー社長は、「旧ターミナルの出発ロビー前に、ウムラ参加者と見送り人専用の1000人以上を収容できる大型テントを設置する。ウムラ参加者たちはそこを通ってジッダ/メディナ行きエジプト航空便専用の2番出発ロビーへ向かうことになる」と説明した。同氏によれば、このテントにはウムラ旅行のための案内サービスや広報、保健コーナーなど、あらゆる関連窓口を備えているという。

エジプト航空のターハ・アワドゥッラー空港部長は、「航空便の増便は今週金曜から開始され、ジッダ/メディナ行きの平均便数は1日15便にのぼり、約4000人のウムラ参加者を運ぶ。さらに、この便数は徐々に増やされ、ラマダーン月下旬の10日間には1日22便になる」と表明した。また同部長は、「弊社は、ウムラ参加者らにあらゆる便宜を提供するため、ジッダとメディナのそれぞれに、空港管理部と旅客業務(PR)管理部を代表する作業グループを派遣した」と述べた。

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( 翻訳者:平川大地 )
( 記事ID:14532 )