エジプト諮問議会の火災、歴史的収蔵品と議事録の無事を確認
2008年08月24日付 Al-Ahram 紙

■ 議事堂内の視察で人民議会の収蔵品の無事と火災による影響のなかったことが確認される
■ 1866年から現在までの議事録のオリジナルは図書室に保存

2008年08月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

諮問議会のサーミー・ムフラーン事務局長は、議会活動に関する歴史的文書とエジプトが結んだ条約文書は全て無事であり、〔19日に諮問議会の建物で起きた〕火事の被害はなかったことを確認した。

本紙記者が同行した議事堂内と議会活動ミュージアムの視察において事務局長は、1866年から今日までの議会の収蔵品と文書の全てが完全に無事であったと述べた。その中にはフアード国王とファールーク国王のオリジナル写真や、ガマール・アブドゥンナーセル、アンワル・アル=サーダート、ホスニー・ムバーラクの歴代大統領たちのオリジナル写真が含まれている。

 また視察では玉座や、エジプト王達が国会に移動するのに使った王の馬車、1866年に第一回議会が開会された際の国王演説の手書きの歴史的文書、手書きされたエジプト議会初の議事録の無事も明らかとなった。

 人民議会の事務局は声明を出し、全ての歴史的文書が火災の影響を受けておらず、人民議会で安全に保管されており、いくつかの新聞が報じたように、歴史的な議会文書が燃えてしまったというのは正しくないと述べた。

諮問議会に併設されたファラオ・ホールに始まる人民議会の建物は、完全に無事なように見え、水もすでに引いていた。同様にミュージアムも無事であり、いかなる損傷も受けていない。ミュージアムには、フランス皇帝〔=ナポレオン3世〕の夫人であるウージェニー皇后が、イスマーイール副王(ヘディーウ)に贈呈した王の馬車がある。イスマーイール副王は、1869年にスエズ運河が開通した際、開通式に出席するよう皇后を招待した。その馬車はフアード国王とファールーク国王が、アーブディーン宮殿から国王演説を行う際、国会の建物へ移動するのに使用していた。同様にミュージアムは、故アンワル・アル=サーダート大統領が、第4次中東戦争の勝利後にホスニー・ムバーラク大統領に与えた勲章も所有している。その勲章はムバーラク大統領によって人民議会に寄贈された。また人民議会のメインホールもいかなる被害も受けておらず、議会の二人の次官と事務局長のオフィスも無事であった。その一方で、灌漑省の建物に入っていた8つの議会委員会場と、その他の運営事務所は焼けてしまった。

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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:14582 )