女性たち、保育園を要求 夜勤のある職場では24時間保育園が必要
2008年08月30日付 Radikal 紙

公務員組合連盟(KESK)に属する一群の女性が、職業生活において直面している問題について述べるため行動を起こした。女性らは、交代制勤務の職場に、24時間開いている保育所を望んでいる。

公務員組合連盟(KESK)に属する一群の女性は、女性が職業生活において直面している問題と、彼女達の要望を述べるために行動を起こした。女性らは、「私たちは3人の子どもではなく、子どもたちに保育所を望む」とスローガンを掲げた。

行動の中で声明書を読んだKESK女性事務担当のソンギュル・モルスュムブュル氏は、女性の既得権利が最近発表された「雇用政策」で攻撃を被っていると主張し、「雇用政策のために、職場の授乳室と保育所はひとつひとつ、閉鎖されています。この状況で女性たちは、保証もなく低賃金という労働条件と、母親業の間で選択を行わざるをえなくなり、子供の世話をするために仕事を放棄するでしょう。公務員で仕事を離れた女性たちの76パーセントは、出産後に子育てができるようにと仕事を離れた人たちです。保育所の閉鎖でこの率はより上がるでしょう」と述べた。

■ 最大の障害は家事

モルスュムブュル氏は、女性が雇用される上でもっとも大きな障害のひとつは家事と子育てであるとし、次のように語った:「公正発展党(AKP)政府が女性に3人の子供を産むよう強く呼びかけていることと、職場にある保育所が閉鎖されていることに、我々女性たちは異議があります。女性に3人の子供を産むよう呼びかける一方で、かように尊重する素振りをする者たちは保育所を開くこと、両親が休暇をとることになると、素通りするのです。 保育所のサービスは、公的部門でも民間部門においても、雇用者の責任です。政府は一方で公の保育所を閉鎖し、一方では民間部門のために新しい利益の門を開いています。我々はここから政府に呼びかけます。少なくとも50人が働いている職場、そして50人未満が働いている職場のために、職場に近く無料で、共用の乳児施設と保育所を開くべきです。夜勤のある、そして交代勤務制の職場の保育所は24時間開いている形で整えられるべきです。政府は保育所が作られない場合には、保育所の費用を負担するべきです。」

ソンギュル・モルスュムブュル氏は、労働条件を女性のために整備することも要望し、5月8日の世界女性の日が、有給休暇になることも希望した。

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( 翻訳者:林 奈緒子 )
( 記事ID:14601 )