ベルリンでラマザンの準備
2008年09月01日付 Radikal 紙

近づく断食月への準備がドイツの首都ベルリンでも続いている。ベルリンのパン屋は、イフタール(断食開け)の食事に欠かせないラマザンパンを、お菓子屋はバクラヴァを準備する一方、職人たちはサフル(断食開始前の夜明け前の食事)とイフタールの食卓に並ぶ商品をマーケットの棚に並べ始めている。

トルコ人がたくさん住んでいるクロイツベルグ地区で「インテル食品」という名のスーパーを所有しているイブラヒム・デデオールさんは、断食月への準備をしているとし、「断食月は、自営業者から見ても忙しい。最も素晴らしい形で断食をして、務めを果たすことに努める。私達のお客様にも手ごろな価格で商品を提供する準備をしている」と述べた。

デデオールさんは、断食月に肉とチーズとオリーブとともにピラフ用の米と小麦の挽き割粉とラマザンパンが最も売られる商品だとし、断食月に特別に価格を上げることはしないが、小麦価格急騰のため小麦製品の値段は上がり、これがラマザンパンに反映すると述べた。

ドイツで20年来パン屋をしている「ギュムッシュ・ベーカリー」という名のパン屋のジェマル・ギュムッシュさんは、断食月にラマザンパンとともにお菓子とケーキとラフマージュンを作っていて、これらを良質な状態でお客に提供していると述べた。「ボアズィチ」という名前のお菓子屋で働くムスタファ・ソンメズさんは、断食月に通常のお菓子を用意しており、バクラヴァの他にトゥルンバとシェケルパーレが人気があり、お客の要望にこたえるように努めていると述べた。

首都のベルリンでは今年初めて9月1日から断食月の間トルコ内閣府と文化観光省の支援による催し物がおこなわれる。街のモスクでも断食開始の最初の特別礼拝にやってきた人々をもてなす準備ができている。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:14621 )