ボリビア大統領、イラン訪問
2008年09月02日付 E'temad-e Melli 紙


イランとボリビア両国の大統領は、貿易・経済・農業など様々な分野での二国間協力の拡大を目指している。

 マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨夕、ボリビアのモラレス大統領を正式にテヘランに迎えた後、同大統領との共同記者会見に臨み、「ボリビア大統領ならびに随行団のご訪問を歓迎いたします。〔‥‥〕」とした上で、さらに次のように語った。「ボリビア人民は長きにわたる支配の時代を耐えた後、ある自覚的運動によってモラレスさんを自らの真の代表に選びました。ボリビアと人類の敵による2年半にわたる圧力にも拘わらず、ボリビア人民は自らの決意を翻すことなく、むしろさらに多くの投票によって、前回の投票結果を再確認し、大統領への支持を表したのであります」。

 ISNA(イラン学生通信)の報道によると、アフマディーネジャード大統領はまた、ボリビアとイラン・イスラーム共和国両国の革命的国民・政府は互いに寄り添い、団結していると指摘した上で、「われわれは貿易・経済・農業など様々な分野で協力関係を拡大させる決意だ」と表明した。

 大統領はさらに、「私はボリビア人民の聡明さと抵抗を賞賛する」ともちあげた上で、「彼らは今日、ラテン・アメリカの中心に立ち、自らの気高さ、誇り、そして利益を守っている」と述べた。

 大統領はまた、ボリビア大統領のイラン訪問が両国・両国民の深い友情関係を再度強調する結果となることに期待を表明した上で、「われわれは明るい未来へと動いている。あらゆる状況下で、われわれはともに寄り添い、互いに助け合うことだろう」と述べた。

 大統領はさらに、「協力の拡大に向けて、良好な合意が得られるだろう」と述べた上で、「ボリビア人民、そしてボリビアの革命的大統領に平和と祝福あれ」と言葉を贈った。

〔後略〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:14634 )