アゼルバイジャン国会議員ら、ギュル大統領のアルメニア訪問は不適切
2008年09月05日付 Milliyet 紙

ギュル大統領のエレバン訪問の決断は、アゼルバイジャンを悲しませた。

外務大臣のエルマル・メメディヤロフ氏は、「この問題はトルコの内政問題」と評価付けをする一方で、何人かの国会議員は訪問は間違いであり、これを遺憾の意をもって受け止めると表明し、反発を示した。

国民団結党党首であるサビル・リュステムハンル氏は、訪問がアゼルバイジャンにとっても問題になること、そしてこのような状況は、トルコがアゼルバイジャンにした約束の信用性を低め、二国間関係を冷やす原因となりうると主張した。
与党新アゼルバイジャン党の国会議員のひとりギュレル・アフメドフ氏も、歴史が与えた試練は忘れてはならないと述べ、「多くのアゼルバイジャン人と同様に、私もギュル大統領がエレバン訪問するというニュースを遺憾に思っている。しかしこの訪問は、トルコとアゼルバイジャンの関係を壊すことにはならない」と述べた。
平等党のペナフ・ヒュセイノフ氏は「これはとてもリスクの高い訪問だ」という表現を使った。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:14644 )