イラク内政:県議会選挙問題
2008年09月10日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ マシュハダーニー、アッラーウィー、県議会選挙問題を協議

2008年09月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【バグダード:イラクの声通信】

イラク国会議長、マフムード・アル=マシュハダーニーとイラク国民リスト党首イヤード・アッラーウィーは、県議会選挙とそれにまつわる障害について協議した。

一昨日夕、電子国会サイトで公表された声明によれば、マシュハダーニーは、アッラーウィーはじめ数名の国民リスト党員を迎え、現在のイラクにおける政治的課題につき協議した。特に、県議会選挙問題にからみ中央政府とクルド自治政府との間で起きている危機的な軋轢につき、全ての政治勢力を納得させられる解決策を求め、話し合いが行われた。

イラク国会は7月22日、既に県議会選挙法を決議しているが、それにはクルド連合の反対があった。クルド連合は、275議席中53議席を占め、国会内で二番目に大きい派閥である。クルド勢力に押され、その翌日大統領府は国会決議の拒否を示したまま現在に至る。

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( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:14680 )