金利上昇で、もはや円で住宅購入ローン
2008年10月06日付 Zaman 紙

世界的経済恐慌と、与党への「解党訴訟」問題によって高まった金利は、不動産業界の停滞と住宅購入低迷の原因となった。

これをうけた銀行は、消費者へ日本円やスイスフランのような利率のより低い外貨から、ローンの受け付けを始めた。 この混乱期を機会へと変えた投資者たちは、月額利息の割合が新トルコリラ(YTL)の3分の1程度である日本円で、住宅ローンを組む方向へ向けた。

10年間契約で10万YTL(約707万5193円)のローンを組む場合、(今までの通常の支払いによると)月額1817YTL(約12万8556円)になるところが、日本円を使えば1080YTL(約7万6412円)に下がる。支払い総額はどうなるかというと、21万8千YTL(約1542万3921円)が、12万9千YTL(約912万6999円)へと換わる。しかし、このシステムの条件は日本円レートの安定である。なぜなら、外貨からローンにおける月々の支払額は、返済日のレートでYTLへと換えられるからである。レートが下がれば、月の支払い額は下がる。上がれば、支払額も上がる。

世界経済恐慌と与党への「解散訴訟」によって高まった金利は、人々のマイホーム購入の夢に影を落とした。2006年に1%まで下がった住宅ローンの利息は、現在1.5%の上である。10年間で10万YTLのローンを組む消費者の月々の支払い額は1817YTL、合計額はというと、21万8千YTLである。この状況は、住宅ローンを利用する人々の数をも減らした。

銀行はこれをうけ、日本円やスイスフランのような利率のより低い外貨から、住宅ローンを組む方向へ向け始めた。日本円の月額利率はYTLの3分の1程度である。スイスフランはというと0.57から0.69%の間である。これによれば、10年間10万YTLのローンを日本円を利用した消費者の支払い月額は、(現在の為替数値と、銀行がインターネットのサイトに出している計算表によると)1080YTLへと下がる。 総額にすると、その差12万9千YTLとなる。

しかし、この計算の条件は、日本円レートの安定である。なぜなら外貨を利用したローンの月々の支払額は、返済日のレートでYTLへと換えられるからである。レートが下がれば、月の支払い額は下がる。上がれば、支払額も上がる。 大規模な外貨下落が起これば、外貨ローン利用者の支払いが急増する。しかし、為替相場が突如2倍に上がった場合では、為替利用のローンの額はYTL立て利息の額になりうるのである。

今日まで、多くの場合ドルかユーロでのローンを提供してきた銀行は、外貨リストに日本円とスイスフランを追加した。日本円で初めて住宅ローンを受け付けたアナドル銀行は、個人のローンにおける円の割合を70%にした。ミレニアム・バンク関係者たちは、以前から、YTLを利用してローンを支払う多くの消費者たちが、銀行側へローンを円へと換えたがっていたことを述べた。ヤプ・クレディ、フィナンス・バンク、ガランティ銀行、フォルティス、テックスティル・バンクの関係者たちも、ここ近日、円やスイスフランを使った支払い方法を好んで利用する顧客が増えていることを明らかにしている。

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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:14848 )