市バスの制御装置が故障 原因は車内で使用されていた携帯電話?
2008年10月07日付 Yeni Safak 紙

携帯電話で通話したことでバスの電子制御装置がダウンした。バスはまず乗用車に、次にゴミ収集車にぶつかって止まった。この事故で、ゴミを回収していたテキン・チェティンタシュさんが命を落とした。

(イスタンブルの)アクサライでバス停を出発して間もなく、携帯電話での通話が原因で、市営バス車内の制御装置がダウンした。バスはまず乗用車に、続いて63歳のテキン・チェティンタシュさんにぶつかった。チェティンタシュさんは搬送されたハセキ教育・研究病院で亡くなった。

入手した情報によると、アリ・クブルジュムが運転するタクスィム-トプカプ路線の、イスタンブル市営交通局(İETT)所属の市営バスは、ユスフパシャの停留所にとまり客を乗せた。(その際)車内では携帯電話で通話がされたといわれており、バスが停留所から出発するやいなや制御装置がダウンし、コントロールが効かなくなった。

■ ハンドルがロックされた

バスはハンドルをロックされ、アクセルがかかったままとなった。コントロールが効かなくなったバスは、まず1台の乗用車に、続いて道路の端でゴミ収集車に、そして電柱に追突した。バスは歩道に乗り上げた後、辛うじて止まった。これに巻き込まれ、ゴミ収集車から紙類とプラスチック類を回収していたテキン・チェティンタシュさんという年配者がİETTのバスの下敷きになった。チェティンタシュさんはハセキ教育・研究病院へ搬送されたが、あらゆる治療の甲斐なく亡くなった。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:14853 )