アルジェリア政府、洪水被害への対策を発表
2008年10月07日付 Al-Ahram 紙

■ アルジェリアで洪水の被害の大きさと破壊の規模が判明、ブータフリーカ大統領がガルダーヤ州および8都市を被災地域宣言
■ ウーヤヒヤ首相:「被害地域の再建に200億ディナールを充当」

2008年10月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面

【アルジェ:アシュラフ・アル=ウシュリー】

アルジェリア南部のいくつかの州を襲った洪水による人的・物的被害の規模を明らかにするステップとして、アブドゥルアズィーズ・ブータフリーカ大統領はガルダーヤ州とその他8つの大都市を被災地域と宣言し、この危機に対処するため国家のあらゆる組織・機関をすべて動員して、災害後の処置に当たらせると決定した。

アフマド・ウヤーヒヤ首相は、「ブータフリーカ大統領はここ数日の間に南部地方にもたらされた被害の規模に鑑み、この決定を行った」と述べ、大統領決定の執行令が緊急閣議で発行され、様々な省庁や機関がこの災害に対処するにあたっての実行計画とメカニズムが策定されることになると指摘した。

同首相は昨日の記者会見で、政府は犠牲者に補償を行い、洪水のために被害を受けた全ての地域を再建し、被害の大きさに鑑みて全被災家族の収容と再定住に向けた緊急計画策定を急ぐ義務を果たすと確約し、「計画では被災家族の収容作業のペースに関して、即刻と早急の二段階が設定され、18ヶ月以内に数千軒の住居を急ぎ建設すると定められる」と述べた。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:平川大地 )
( 記事ID:14874 )