オザル第8代大統領廟のライトアップ取りやめに 148000YTLの電気代未払いが原因
2008年10月10日付 Yeni Safak 紙

約148,000YTL(約1050万円)の電気代を支払っていない第8代大統領トゥルグト・オザル廟のライトアップが取りやめられた。大統領廟のライトアップ問題は、夜間ライトアップがないため警備上の問題も起こっており、お役所仕事の行き詰まりも露呈した。イェニ・シャフェック紙の特派員は情報収集のため責任者を探したが、4ヵ所の自治体、2ヵ所の墓地局、税務署、電力会社と計36件の電話取材をしたにも関らず、電気代請求書が誰に送付されているのか、そしてどこにあるのかを知る責任者には行き着けなかった。


■お役所仕事的カオス

お役所仕事的カオスの中で闇に葬られたオザル第8代大統領廟についてセムラ・オザル夫人は、「私は今ウルファにいます。その件には関っていません。自治体に電話をして解決してもらってください」と話し、息子のアフメト・オザル氏は、「(ライトアップが)取りやめになったことを新聞で知りました。責任者を探して問題解決の努力をしていますが、担当者を見つけられませんでした」と述べた。

霊廟関係者は、オザル元大統領の墓のすぐ横にあるアドナン・メンデレス元大統領、ファーティン・リュシテュ・ゾルル氏、ハサン・ポラトカン氏の墓廟のライトアップには問題がないと話し、警備の観点からこの問題が一刻も早く解決されるべきと強調した。

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:14876 )