イランで2羽のスパイ・鳩、捕らえられる ウラン濃縮施設近くで
2008年10月21日付 Hurriyet 紙

イランで治安部隊が国の中央部に位置するナタンズのウラン濃縮施設近くで、スパイ鳩を「がっちりと」捕まえた。

イティマドゥー・ミッリー紙の報道によると、ハトのうちの一羽はウラン濃縮施設近くのカシャーンにあるバラ水工場で捕まえられた。同紙は、ハトには金属の輪とカムフラージュされたコードが取り付けられていたと報じた。

また同紙は、同じ情報筋の話として、今月中に捕まえられた他の黒いハトも似た様な金属の輪とコードを付けていたことを明らかにする一方、鳥を使ったスパイ行動を裏付けるような、あるいはその結末に関して、一切詳細情報を出さなかった。スパイ活動をしていたと見られているハトのうち一羽は、ナタンズにあるウラン濃縮施設の代わりに、誤ってバラ水工場を監視したと見られている。

ナタンズには、イランが非常に厳戒に保護しているウラン濃縮地下施設がある。ナタンズにある施設は、カシャーンにそれ程遠くないことも明らかにされている。

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:14953 )