アタテュルクは独裁者ではなかった
2008年10月31日付 Yeni Safak 紙

共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、アタテュルクが大変重要な人物であることを強調し、このような人物はすべての面に目が向けられることは自然なことだと述べた。

映画「ムスタファ」について評価付けを行ったバイカル党首は、「アタテュルクは1930年代モデルの独裁者と定義されてはならない」と話した。同党首は、アタテュルクが、複数政党制という考え方を受け入れ、一党制をいかなる時も理想とはしていなかったと述べた。

共和人民党バイカル党首は、同党の党議会開始前に、不正、テロとの闘い、そして公開されてから現在まで論争を呼んでいる映画「ムスタファ」に関してコメントした。

バイカル党首は、トルコが現在、テロとの戦いにおいて深刻な局面を迎えていると語り、(ある勢力が)トルコをある方向にひっぱろうとしている、と述べた。

バイカル党首には、アンカラで試写会に参加した映画「ムスタファ」に関する質問も投げかけられた。同党首はアタテュルクがとても重要な人物であると強調し、このような人物が様々な面から解釈されることは自然なことであると述べた。アタテュルクの私生活が話題とされていることを不快には思っていないと話し、「人間的な面や弱点とともに表現されることに問題はない」と述べた。バイカル党首は、こういったアプローチによってアタテュルクに害が及ぼされることはないと話した。

バイカル党首は、アタテュルクは独裁者なのかという議論に触れ、「アタテュルクは1930年代モデルの独裁者と定義されてはならない」と話した。同党首は、1930年代に活躍したムッソリーニ、ヒトラー、スターリン、フランコのような人物が独裁者とされることに異論はないが、アタテュルクは複数政党制という考え方を受け入れていたと述べ、一党独裁をいかなる時も理想としていたわけではなかったと語った。

バイカル党首は、アタテュルクの食事会を「年寄りで孤独な老人の楽しみ」と理解されることの間違いにも注意を引き、アタテュルクの食事会で「共和制が宣言された」ことを強調した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:15026 )