共和国記念日レセプションでのギュル大統領夫人のファッション、高評価
2008年11月01日付 Zaman 紙

トルコ共和国建国85周年を記念し、アブドゥッラー・ギュル大統領官邸で行われたレセプションには、政治、芸術、マスコミ、スポーツ、ビジネス界の有名人が大勢参加した。

大統領がタキシードで登場したこの夜、人々の視線はハイリュンニサ・ギュル夫人に注がれた。レセプションに藍色のツーピースを選んだギュル夫人は、服装でデザイナーの評価を集めた。ハイリュンニサ・ギュル夫人をエレガントな女性とみたデザイナーたちは、いくつかの提案も忘れなかった。ギュル夫人は普段はシンプルできちんとした服装を心がけ、派手な服装を避けている。また、たいてい服は自分でデザインし、仕立てさせているという。レセプションでの服装が、ギュル夫人自らのデザインかどうかは不明だが、彼女がかなり細かいところまで意識していたのは誰の目にも明らかだ。異なる色の服を意識的に使ったギュル夫人の最も好きな色は藍色だ。昨晩(10月31日)のレセプションでも藍色の服を選んだ。彼女がアクセサリーにも気を使ったのも見て取れる。ブローチや指輪、ネックレスは服にあわせて選んでいるのだ。靴にも大いに注意を払っている。

■ ファルク・サラチ:「ハイリュンニサ夫人は非常にエレガントだった」

「私は男性服のデザイナーなので、女性服についてはどれだけ正確にコメントできるかわかりませんが、ハイリュンニサ夫人は非常にエレガントでした。調和の取れた服を選ばれましたね。服の色の選択は正解だったと思います。レセプションの雰囲気に合っていました。アブドゥッラー・ギュル大統領とも非常にお似合いでした。」

■ バルバロス・シャンサル:「普段の着こなしのほうが素敵」

ハイリュンニサ夫人の服装は非常に男性的だった。しかしイスラームの女性の服装は違う。彼女は本来美しく静かな女性だ。そうした彼女らしさが表れる服装だったらもっとよかった。周囲の人たちがファッションの方向性を間違えたのだろう。ボートネックの襟は肩をきつく見せてしまうから避けるべきだった。

■ レイハン・ヤズジュ:「流行色を使用」

今年の流行色である濃い藍色と紺色を選んだのがとてもよかった。そもそもこの種のレセプションでは派手でドレッシーな服よりも、ハイリュンニサ夫人の着ていたようなシンプルな着こなしの方が目立つ。ジャケットは最高にエレガントだった。でも中に着ていたブラウス、これは上品さに欠けていたかも。 スカートの丈はもっと調整できたはずだ。

■ ネスィルハン・ヤルグジュ:「今年はエレガントと言える」

「エレガントだったと言える。去年の服装は正直気に入らなかったけどね。2色を使っていたから。単色がハイリュンニサ婦人には似合うみたい。さっぱりしているほうがね。ネックレスにケチをつけることもできるけど、私はあんまり細かいところは気にしないので。」

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:15030 )